説明はあっていますか?:GLPさん

説明はあっていますか?:GLPさん

GLPの説明会に参加して、多くの問題点に気付きましたが、この説明もおかしくないですか?
説明はあっていますか:GLPさん

説明資料:P41 交通計画について《現況と共用後の比較 需要率》という説明の中で次の内容がありました。

事業開始後の交差点需要率についての説明で、青梅線北側エリアで東西の移動に利用されている、つつじが丘団地北側の交差点(つつじが丘団地)から交差点(昭島代官山)の交差点需要率は、供用後も現状と何ら変わらないレベルだというのです。

その上で、「市道 北146号」のつつじが丘交差点から昭島代官山の交差点までの需要率は下記の通りとの説明がありました。

・交差点5:つつじが丘団地(市道 北146号) 開始前:0.64 ⇒ 開始後:0.64
・交差点7:市民会館北(はなみずき通り)   開始前:0.41 ⇒ 開始後:0.42
・交差点9:昭島代官山(市道 昭島40号)   開始前:0.23 ⇒ 開始後:0.23  

本当にそうなるのでしょうか? そして

東西道路を作るメリットは昭島市民にあるのでしょうか?

何故なら、交差点需要率が変わらないということは
今と変わらない渋滞が相変わらず続くということになるのですから、メリットは皆無です。

東西の移動に、新設道路を使用することになれば、つつじが丘北側の道路事情は改善するというお話をされると思いきや、「需要率は変わらない」との説明でしたが、そのことに何か大変なメリットがあるようにお話をされていました。

多分、GLPが事業を開始すればあちらこちらで渋滞が起きると思っている先入観に対し、需要率が変わらないという言葉でメリットに見せかけられたのではないでしょうか?

ところでその説明:変わらない本当なのでしょうか?

下記の説明をご覧になって、皆さんも変わらないと思われますか?

説明では、赤い点線で書いた
「都道 美堀通り」から五日市街道に抜ける「交差点:熊川武蔵野」
「はなみずき通り」から五日市街道に抜ける「交差点:西砂町宮沢」
には、右折斜線はあるもののこれ以上の延伸が難しい状況にあり、五日市街道への右折が難しいような渋滞が発生した場合、誘導員により回避ルート(下図のオレンジ色)へ誘導し、その先は東西道路を使って国営公園北通りへ回避するというのです。

上図の茶色の点線で囲った道路は、元々大型車は通さないと言っていた道路です。

ところが五日市街道沿いで渋滞が発生したら、このオレンジのルートを使うということは、通さないと言っていた道路を使うことになりますから、上述の需要率に影響を与えるのではないでしょうか?

ましてや但し書きが有り、「今後の交通協議により変更の可能性があります」 というのですからたまったものではありません。

「説明会で色々と説明した内容に変更が生じたとしても、この一言をお伝えしていますよね」で済むような回避手段をとっているのですから、わざとらしいとしか感じられません。

そして国営公園北通りへの右折の問題もあります。

右折時の渋滞を避けるため、右折レーンを延伸するというのですからこれも問題です。

そんなにゆとりのある道幅ではないように思います。ましてや、右折レーンを延伸することは走行車線を狭くするだけではなく、自転車の走行にも影響を与えることになります。

こんなに自由に、GLPに道路環境を変更させて良いのでしょうか?

事故が発生しても一切そのことに責任を認めることはないでしょう。

というのは、渋滞により脇道に入り込む車が増えたり、万一事故などを起こしたりした時の問題についての質問がありましたが、GLPは問題があるような認識を口にしていましたが、解決手段は持ち合わせていないのですから、説明会での質問には一切まともに答えてはいませんでした。

 

国土交通省によると、日本における交通事故全体での死者数は減少傾向を示しているものの、生活道路では大きく減少しておらず、傾向としては次のことが言えるようです。
(国土交通省HPより

2.   交通事故死者数全体の約半数が歩行中・自転車乗用中さらに歩行中・自転車乗用中の死者数の約半数が自宅から500m以内で発生している。

 

このように生活道路で発生する理由には次が考えられます。
渋滞が起きれば、それを避けて一般家庭が密集する生活道路に車が入り込みます。

たまに見ることもありますが、渋滞を避けるように急に曲がったりする車、かなりスピードが出ています。「渋滞を避けて早く目的地に」といった焦る気持ちが事故につながっているのではないでしょうか。


昭島市は今でも渋滞が発生しています。

そこにGLPの計画が実行されると今以上の渋滞が発生し、

渋滞を避ける車が交通事故を起こしてしまうのではないでしょう。

 

11月20ブログ:GLPの問題だらけの説明会:
     もう一度交通量調査を行え💢 動的シミュレーションを実施しろ‼️

にも書きましたが、GLPの説明会の内容には問題が沢山あると思います。


昭島市には、今一度 市民の意見・要望を聞き取って頂くと共に、GLPに対し提出した要望書や東京都環境影響審議会に出された意見書に則ったGLPとの打ち合わせの実施をお願いします。そして市民の希望を叶えるための努力、市民に寄り添った市政運営をお願い致します。

 是非、市民への説明会の開催、意見交換の場の設定をお願いします。

 

我々市民は「市長への手紙」を通して市への意見、市への要望を出すことで少しでもGLP計画が改善されるように働き掛けましょう。 

守るべきは「市民生活」であり、「子供たちの命」「高齢者の命」です

 

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市長への手紙を書きましょう。
下記のリンクから直接送ることができます。
https://www.city.akishima.lg.jp/form/002/001.html
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