周辺の住民への説明は市の職員が行え!
地区計画素案説明会における問題点
周辺の住民への説明は市の職員が行え!
地区計画素案説明会は市民の意見とは全く真逆の方向で話が進められており、特に問題なのは地区計画内の地権者の意見を重視し、周辺に住まう住民への配慮が一切ないことだ。
地区計画を通すということは、GLP建設計画が執行されるということで次が成り立つ。
市が地区計画案を通す = GLP建設計画を進めて良い
ここに於ける最大の問題は、GLPが環境影響評価調査計画書の158頁に示した「環境に影響を及ぼすと予想される地域」に住まう市民の意見を、市は全く重要視せずに地区計画を推し進めようとしているところだ。(その範囲は下図の通り)
近隣に住まう住民が景観やヒートアイランドの問題を指摘しても、市は次のように言う。
①
つつじが丘団地より1.5倍も高い建物を建てる景観悪化の問題
市の職員はフォトモンタージュを確認し問題は無かったと宣言
GLPにその説明を求めても納得のいく説明がなされず問題となっている現状を考えると、納得したという市の職員が、つつじが丘団地の住民に対し、高さ・景観については問題ないという説明を実施す責任があるのではないだろうか。
②
計画地北側に住まう住民へのヒートアイランドの問題
事業者が市に対し説明した詳細なデータを見る限り、市は了解できるとの話だった。
それであるならば、計画地北側の住民の皆さんに対し、納得できるとした市の職員がデータを示し、住民としっかり話し合い、問題ないことを説明すべきではないのか。
これ以外にも多々の問題があるというのに、一方的な地区計画の説明会を実施し、誰が納得したというのか?
問題なのは、ここに示された範囲の昭島市民にだけに影響があるのではなく、昭島市民の全てに影響を与え被害を与えることは間違いないのに、市は積極的な情報開示を行っていないことの問題だ。
市が地区計画案を通す = GLP建設計画を進めて良い ⇒ 交通事故の増加
GLPは交通ルートは守る、関係車両は細街路に入らない、と言っていたが、つつじが丘団地の自治会への説明資料では、「宅配業者の車両等については通行することがあることはご了承ください。」と言う。要は前言を撤回し細街路に入るといっている。
市民に対してこの様なウソをつく企業の言葉を信じ、何故、昭島市は計画を進めようとするのか、不思議でならない。
何故ウソと言うのかと言うと、GLPは事業説明で「決められた道しか通らない。細街路に入らない」と最初に言っており、細街路に入ることはつつじが丘団地の自治会に対してのみ言っており、未だに多くの市民は細街路に入らないと思っているに違いない。
だからこそ、この市の対応は大きな問題だ。
●
市がGLP計画ありきの計画を市民に押し付けようとしていること。
●
市が明確な説明努力もしていないこと。
GLPに求めてもまともな説明が無いのだからこそ、納得した市の職員が説明を行うべきだ
●
環境の問題は東京都の環境影響評価審議会の責任として押し付けていること
説明会では、「審議会は専門の先生方が出席され審議されている。我々市の職員にはそのような知識もない」と発言。
知識が無い人間が地区計画を進めようとしていることは、正しい判断に基づいていないと考えられる。
ましてや、
「環境影響審議会の都知事意見書」で、「都民から、自然環境の喪失、交通量の増加に伴う環境影響、健康影響、渋滞及び事故の増加並びに周辺住民との話し合いの不足など」多くの懸念が表明されているからこそ、「関係住民が一層理解しやすいものとなるよう努めように」とあり、「事業の実施に当たっては、豊かな環境を将来に渡り維持していくために、地域と連携し、対策を検討していくことが重要」として幾つかの指摘があった。
➢ 環境保全のための措置の徹底
➢ 継続的な検証と改善を重ねること
➢ 地域住民への丁寧な説明
➢ 交通管理者等の関係機関との十分な協議
この意見の対象はGLPかもしれないが、GLPは検討不十分と指摘されている段階で、無理に地区計画案の策定を進めようとする昭島市役所の対応は、多くの問題がある。
😡 計画地近隣の市民に対し、市は説明会を実施すべきだ 😡
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