GLP計画は玉川上水景観基本軸に違反しています
GLP計画は玉川上水景観基本軸に反しています
【GLP計画は景観基本軸を無視した計画です】
玉川上水景観基本軸では、その景観を維持するための対象となる範囲を、玉川上水の中心から左右100mの範囲に於いて、建物の高さは立木の高さを超えないように配慮することが求められています。(景観基本軸の問題については次のページでご確認ください)https://ikoi-akishima.blogspot.com/2024/01/blog-post_82.html
ですから、35mのデータセンターを建てたいのであれば、玉川上水の中心から100m以上セットバックしなければいけません。
この場合、玉川上水の中心から100m離すと、建物を見上げる角度は約19.3度になり、建物が完成しても大きなインパクトを感じないかもしれません。
完全に景観を破壊し、ゴルフ場の緑と大きな青い空が眺められるスカイラインは完全に破壊されるでしょう。
次に別の視点から考えてみたいと思います。実はGLPの計画24mでは、計画地側の玉川上水周辺の植生を破壊してしまうと考えられます。
木々やその周りの植物には、冬場でも陽の光が届くようにしなければなりませんが、その為には立木の根元に対し、少なくとも冬至の南中高度 31.6度以上とならないように建物の高さを考えなければいけません。
しかしGLPは35m高さの変更は無いとしていますので、その為には下図の通り56m以上、木々の根元から建物をセットバックしなければならないことになります。
(どれだけの空間が奪われるのかを分かりやすくするため建物を黒く塗布しています)
この破壊される景観を、GLPは次のような映像で提案しています。
建物の色を青く塗布し、木々を増やすので隠れて見えなくなるので問題は無いと言います。
これを見て皆さんはどのように考えられますか?
今から決定される昭島市の地区計画に於いても同様の問題が存在しています。
このまま何もしないと、昭島市の景観は破壊されるだけではなく、伐採された木々にすむ鳥達や多くの生き物は行き場を無くし、昭島駅前のムクドリの集団のような現象が見られたり、タヌキやハクビシンと言った動物の民家への侵入が発生したり、多くの貴重な生き物はいなくなってしまうことになるでしょう。
私たちは、GLPに対し、昭島市に対し、大きく声を上げていく必要があります。
昭島市も市民の希望を叶えるための努力を遂行してもらいたいと思います。
と同時に、我々市民は「市長への手紙」を通して市への意見、市への要望を出すことで少しでもGLP計画が改善されるように働き掛けましょう。
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市長への手紙を書きましょう。
下記のリンクから直接送ることができます。
https://www.city.akishima.lg.jp/form/002/001.html
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