昭島市玉川上水南側地区の地区計画説明会の問題_4
4. 地区計画の内容は事業者寄りの計画_Ⅳ
フォトモンタージュによる景観評価を行っているとのことであった。市はそれを確認しているようで、説明では問題が無かったような言葉ぶりであった。
もしそれが事実であれば、その内容をGLPから借り受け、地区計画の説明会の場で説明し、問題はないと言い切れば良いのにも関わらず説明できない理由がある。
このフォトモンタージュはGLP相模原における事後調査でも採用されており、既に作成しているのであれば市民に公開して安心を与えるのが市の役目ではないのか?
市民に見せることで反対の声が今以上に大きくなることを恐れているのだろうか?
何とか地区計画説明会で市民の不満を聴いたふりをしてガス抜きを行い、何とか切り抜けて地区計画を策定したいとしか思えない。
然しながら55m高さの建物は「名古屋城」と同じ高さで、青梅線北側の全域からはそこからでも確認できる高さではないだろうか。
私は公開しない理由は、不安をあおるからだと思っている。次の市民の方の意見をご覧いただきたい。
(1) つつじが丘の団地前には45mの高さの施設
つつじが丘在住の方からは、目の前に壁ができるようで、今から胸が痛む。ココロまで圧迫を受けるような気持ちで考えるだけで暗くなる。ココロが痛い。
(2) 玉川上水北側の低層住宅の前に35mのDC
玉川上水北側からは富士山が見える。日本で一番高い日本のシンボルが毎日見える環境はとても素晴らしく、玉川上水周辺は水と緑に恵まれ、四季折々に触れる桜やホタル、カルガモや色々な小鳥たち、これを好んでこの地を終の棲家と考えて居を構えたのに、これが見えなくなることを考えるとこの先どのように考えれば良いのだろ。
このようなご意見がある中で市は地区計画で高さについて次のような定めを提案した。
(3) とんでもない高さ規制
市は下図に示すように地区計画での高さ制限を下記とした。
① 業務地区Aの高さは45m
GLPの建物計画は35mであるにもかかわらず45mの高さ制限としている。
制限ではなく逆に高さを上げて作っても良いと言っている。
当初の計画は40m高さであったので、また40mに高さ、いや、45mまで伸ばしてもクレームをつけることはできなくなる。
② 業務地区Bの高さは無制限
無制限などと言う言葉を聞いて「めまい」を感じた。
この地域は横田基地の航空制限も受ける地域でもある。この航空制限は飛行航空に於ける進入路を考え、万一のことが起こらないように制限を掛けているものであり、当然そのせい眼下にあるのであれば「無制限」にはできないはずである。
市は、万一の事故を起こさないように制限を設けるのが当然であろう。
ましてやオスプレイなどの事故で世界的に問題になっている機体も所有している基地でもあり、この無制限と言う考え方は、市は完全に事業者に白旗を上げ、何でもやってくださいと言うようなものだ。
現在55mだが、60mでも70mでも考えられるのではないのか?
質問があると口で何とかごまかそうとする雰囲気が垣間見れた。
-以上-
昭島市もこのような市民の希望を叶えるための努力を遂行してもらいたいと思います。
と同時に、我々市民は「市長への手紙」を通して市への意見、市への要望を出すことで少しでもGLP計画が改善されるように働き掛けましょう。
守るべきは「市民生活」であり、「子供たちの命」「高齢者の命」なのですから。
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市長への手紙を書きましょう。
下記のリンクから直接送ることができます。
https://www.city.akishima.lg.jp/form/002/001.html
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