昭島市玉川上水南側地区の地区計画説明会の問題_1
昭島市玉川上水南側地区の地区計画説明会は問題だらけに感じました。何故そのように感じたのかというと、あまりにも地区計画の内容が事業者寄りの計画になっていたからです。
その内容について順を追って説明したいと思います。
1. 地区計画の内容は事業者寄りの計画_Ⅰ
地区計画になじまない意見として下記が上げられていました。
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開発事業の撤退又は規模縮小を望む
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お事業者に働きかけて欲しい
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緑地に質も重要
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生物多様性の保全を重視すべき
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交通量増加による渋滞や環境悪化、通学路等の安全に不安
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騒音や大気汚染への対策を事業者に働きかけて欲しい
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地区外を含めた既存道路の拡幅等の整備が必要
今後の地区計画策定の中で地区内の意見は検討するが、その他は地区計画策定にはそぐわないとして最初から意見の排除を行っていました。
誰のための地区計画なのでしょうか?
特に今までに出された多くの意見がある項目であり、交通や渋滞に係る内容がそぐわないとなれば我々市民の命の確保はどのように考えれば良いのでしょうか?
説明の随所で交通にかかわる問題はその判断は市ではないように説明していました?
然しながらここには次のような問題があります。
(1) 都市計画の後に控える環境評価書案の審議における問題
都の環境アセスメントでは交通や渋滞などの交通に係る問題は議論されない。
そのため市民が一番不安視している交通問題を地区計画と一緒に検討できないと市民は相談するための行き場がなくなります。
(2) 市道の管理責任は市にあるのに知らん顔はおかしい。
GLPが使用する道路の多くは市道であり、市には道路管理者として一定の責任があるはずなのに警視庁などに責任転嫁で知らん顔を決め込むのは問題があります。
市は、交通問題は大きいとしてGLPに市民への適切な説明会を促しているというもののGLPからは満足できる納得できる説明を一向に得られないままの状況です。
交通問題は我々市民の命の問題です。生活の問題こそ市が中心になって解決を図るべきではないでしょうか。
(3) 説明会に交通問題を分かっている人を出すべき
交通問題に係わる責任・判断ができない部分があるのであれば、それができる人をアドバイザーとして出てもらい説明会を行うべきです。
責任を回避したり転嫁したりするのは問題です。
市はGLP問題についてアドバイザーを採用しているのであれば、アドバイザーと連携して説明をする責任があるのではないでしょうか。
(4) 地区計画が上位計画と整合性がとれているのでしょうか
地区計画はその上位計画である 昭島市総合基本計画 や 昭島市都市計画マスタープラン との整合性が求められます。
然しながら多くの点で今回の地区計画が上位計画と整合性が取れていないと考えられる内容の検討資料を作成しましたのでご覧ください。
-以上-
昭島市もこのような市民の希望を叶えるための努力を遂行してもらいたいと思います。
と同時に、我々市民は「市長への手紙」を通して市への意見、市への要望を出すことで少しでもGLP計画が改善されるように働き掛けましょう。
守るべきは「市民生活」であり、「子供たちの命」「高齢者の命」なのですから。
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市長への手紙を書きましょう。
下記のリンクから直接送ることができます。
https://www.city.akishima.lg.jp/form/002/001.html
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