論点をずらした説明は お止め下さい
論点をずらした説明は お止め下さい
GLP説明会での質問への回答は、一見正しそうな話 をしているように聞こえますが、全く論点をずらした説明がありました。
「何故この住宅に囲まれた昭島に、このような大きな物流施設を作るのですか?」
という質問に対し、得られた回答は
「我々の進める事業:物流施設=社会的インフラ」が求められているのです。※1
※1. 会場での質問や回答の公開を求めても聞き入れられず、会場内は録音禁止の為、話された内容通りとは言えませんが、その主旨を書き込んでいます。万一主旨が異なると思われた場合、ご指摘頂ければ修正致しますので宜しくお願いします。
現在まで、#GLP が建設してきた「
#GLP流山 」や「 #GLP相模原 」は幹線道路から直ぐに物流施設に出入りできる絶好の環境にありました。「物流業界の2024年問題を解決するための施設づくり」などのうたい文句でメディアに取り上げられていますが、
昭島の計画地は片道一車線道路を中心とした市道中心の交通網を利用するしかなく「昭島市民の生活を踏み台にした施設だ」としか言いようがありません。
敷地周囲は国道129号と県道63号が通る交通に便利環境
ただやみくもにGLPの建設計画反対を唱えているわけではありません。「GLPの展開している事業がいけない」だとか、「GLPの2024年問題への取り組み方がおかしい」と言っているわけでもないのです。
2023年3月29日付けの日経新聞の取材記事を拝見いたしました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC262FH0W2A221C2000000/
2024年問題への対応として述べられている
l 大都市をつなぐ地方都市に輸送の中継地点を増やし、ドライバーが交代しやすい環境を整え、長時間運転の抑制や業務負担の軽減
l 人件費や光熱費の高騰による物流施設の運営コストの上昇に対し、倉庫のシェアリングサービスの提案やロボット導入による倉庫業務の自動化の提案
l 物流業界の地位向上、人手確保を目的に、施設内へのカフェスペースの設置など従業員が働きやすい環境づくりに力を入れる
など、御社が進めておられる事業展開は極めて物流業界の地位向上や2024年問題への対応などに対し評価されていると思います。今後も物流業界が一丸となって今以上の改善施策をご実施頂き、日本の物流環境の改善に取り組んで頂きたいと願っています。
ただ、そこまで大義を振りかざされるのであれば、
何故 昭島市民のシンプルな質問や要望に正面から答えて頂けないのでしょう?
何故 論点をずらした回答をされるのでしょう?
【質問の例】
l 「何故、閑静な住宅街の真ん中に、このような大きな物流施設を作るのですか?」
l 「鉄道に囲まれた市道中心の街に、5800台もの車を何故走らせるのですか?」
l 「他にも広い土地があります。そちらにお建てになっては如何ですか?」
l 「もっと幹線道路に近い場所で事業を行ってください。」
l 「代官山の希少動物たちは絶滅してしまいます:建設の中止をお願いします‼️」
l 「昭島市は子供達や高齢者の交通事故が増加しています。そのような状況が分かった上で大きな物流施設を作れば、今以上の大渋滞を起こし、細街路に逃げ込む車が交通事故を起こしてしまいます。」
l 「交通事故が増加した時、GLPは責任を負えるのですか?」
l 「 需要率は0.9以下なので、交通渋滞は起こらないとおっしゃいますが大渋滞を起こした時に責任をどのようにお取りになるのですか?」
などという質問や要望なのです。
然しながら、この色々な質問や要望に対するGLPさんのご回答が
『「我々の進める事業:物流施設=社会的インフラ」が求められているのです』
に集約されているということは、
物流業界が抱える2024年問題を改善するという大義の為に、昭島市民は我慢しろ。
今以上の交通問題・渋滞や事故が発生しても、昭島市民は我慢しろ。
とおっしゃるのですか?
壇上で説明するあなた方はここ 昭島 に住むわけではないでしょうし、事業実施後に受ける昭島市民の苦痛を体感するわけでもないでしょう。
だからと言って、” 高い所から失礼します ”と言いながら
「我々の進める事業:物流施設=社会的インフラ」が求められているのです。
の一言で、済まそうとされることは、企業としての責任を果たそうとする姿勢と言えるのでしょうか?
私がこのように反対の意見を縷々述べるのは、
今から大きく育ってくれる昭島の宝:子供たちが健康ですくすくと育っていくことができる環境を守りたいからなのです。
あなた方 GLPの進出は、昭島市の環境破壊でしかありません。
あなた方 GLPの進出は、昭島市民の生活環境の破壊でしかありません。
正しい情報に基づき正しい判断を昭島市民にお願いしたいのなら、正しい情報の提供と公開された会話が必要だと思います。
今一度、下記の検討をお願いします。
① 交通量の再調査
② 土曜日・日曜日の解析と説明の追加
③ 動的シミュエーションの実施
④ 調査結果の公表
⑤ 説明会の再実施
⑥ 市民の質問に全て公開で答える姿勢
そして論点をずらした説明やごまかしではなく、しっかりと情報収集された事実に基づき、データ解析された結果を、昭島市民 に対し分かり易く説明してください。
昭島市もこのような市民の希望を叶えるための努力を遂行してもらえないでしょうか。
そして昭島市による昭島市民への説明会や懇談会の開催をお願いします。
我々市民は「市長への手紙」を通して市への意見、市への要望を出すことで少しでもGLP計画が改善されるように働き掛けましょう。
守るべきは「市民生活」であり、「子供たちの命」「高齢者の命」なのですから。
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市長への手紙を書きましょう。
下記のリンクから直接送ることができます。
https://www.city.akishima.lg.jp/form/002/001.html
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