おかしいぞ:玉川上水南側地区の地区計画
昭島市は現在GLPの物流センター・データセンターの開発地の地区計画を検討していますが、何故今より悪化することを受け入れろと言っているのかが分かりません。
東京都都市計画整備局では、地区計画のことを以下のように言っています。
「地区計画とは、地区の課題や特徴を踏まえ、住民と区市町村とが連携しながら、地区の目指すべき将来像を設定し、その実現に向けて都市計画に位置づけて「まちづくり」を進めていく手法です。」
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kenchiku/chiku/chiku_1.htm
今回、地区計画を策定しようとしているのは、その地区に住まう住民のための地区計画ではありません。
何故なら、そこは広大なゴルフ場で、住んでいる人はほぼいないのですから、地区計画の地権者が開発事業者の場合、その地区計画は開発事業者の為に行っているように感じます。
不思議です? 市民は不在です💢
昭島市はこの件で、懇談会を2回開きました。その中で市は、「開発事業者:地権者の意向を聴きながらご理解を頂き地区計画を進める」と言っています。
おかしくないでしょうか?
GLPは建設計画の中で、事業が影響を与える範囲を下記のように公表しています。
点線で囲んだ部分が影響を与える範囲と宣言しています。
計画地は上図の点線の真ん中にある緑色のゴルフ場です。その周り、計画地から400mの範囲は影響を与えると言っています。
今回、昭島駅前にダイワハウスが大きなマンション計画を進めていますが、そこも影響を与える範囲に含まれています。しかしマンション販売のコマーシャルではその様なことには一切触れていませんので、後から住んで気付くのでしょうか?
しかしここまで広く影響を与えると言っているのですから、計画地の住民:地権者の為の地区計画ではなく、この計画で影響を受ける範囲の住民の意見を重視し、その意見が反映されなければおかしいでしょう。
都市計画のことを国土交通省は「みんなで進めるまちづくりの話」として紹介しています。
https://www.mlit.go.jp/crd/city/plan/03_mati/index.htm
理念や理想が良くてもそぐわない現実は沢山ありますが、ここまでひどい計画を、何故支援しようとするのか、
何処に市民は声を上げれば良いのか
もっと住民・市民に寄り添った市政が求められます。
コメント
コメントを投稿