GLPの説明会( 18日・19日)に参加して
8月18日・19日のGLP説明会に参加してきました。
GLPは上手く資料を作成・発表したと思っているんでしょうね。
代官山緑地と玉川上水の間に中央公園を設けることで、見た目に緑の範囲を広げたことを強調すると共に、データセンターを集約し、建物高さを40mから35mに低く抑えることで日影の問題を軽減させたことを主張、つつじが丘団地前の物流施設の高さも55mから45mに低くし見た目の雰囲気の変更を主張していました。
特に強調していたのは、既に展開している流山や相模原という大型施設の運営状況を前面に押し出し、地域とのコミュニケーションをうたいこむことで昨年2月に発表した内容からは大きく改善されたことを印象付けようとしていました。
しかし一向に心に響かない説明でした。
何故かというと、それは根本の問題を解決しないままの説明会だったからです。
交通問題の質問に関しては現在各機関と調整中で、その内容は話せないとのことでした。
景観条例に係る質問も現在各機関と調整中。
土壌汚染問題に関しても現在打ち合わせ中。
何故、明快な回答を出せない状況で説明会を開いたのかはなはだ疑問が残ります。
そして一番ひどいと感じたのは配布したパンフレットに差し込まれた開発地の図です。
パンフレット(資料)に著作権を主張されましたのでここには掲載できませんが、もしお持ちの方はGLP資料の24ページをご覧ください。
開発地の右側エリアを見ると、見た目の印象ですが一番高く見えるのは
データセンター 35m
2番目がつつじが丘団地 36m
最後に物流棟1 45m です。
物流棟が一番高いのに、何故か一番低く見えるように書かれているように思えます。
左側エリアを見てみると、こちらも一番高く見えるのが
データセンター 35m
2番目が物流棟3 40m
3番目が物流棟2 55m です。
物流棟2の高さは55m。名古屋城ほどもある高さ😮この中では一番高いのに、何故か一番低く見えるように書かれているように思えます。
あり得ない絵を描いて、見た目をごまかし、昭島市民がパッと見た時に抱く威圧感のあるイメージを軽減しようとしてるのでしょうか。
次はスケジュールの速さです。昨年10月に環境影響審議会向けの計画書を提出し、本年中に評価書案を提出し、来年の10月には工事に着工するという計画です。これは今まで色々と公表してきた事業計画に支障をきたすから、それ以外に考えられません。
と同時にそれを進めるために、市は懇談会を開く前にGLP計画の概要を認め、GLPは昭島市役所とは土地利用に関する大枠の合意を得て発表を行ったとしか考えられません。
ですから、昭島市が示した地区計画懇談会資料とGLPの説明会資料の考え方はほぼ同様の土地利用計画でした。
昭島市民への了解など多分どのようにでもなると思っているのでしょうか。
そしてビックリしたのは、例えば、オオタカの営巣などの調査には2年を要するにもかかわらず、昨年10月に計画書を出してから1年に至らずに環境影響評価書案を出せるのは何故かと問えば、この事業を発表する前からその調査は進めてきたという。
同様にその他の調査データを提示するように求めても、それは評価書案が作成できてからという。
しかし評価書案ができてから、その内容を市民が検証し意見書を出すのには全く時間的余裕はありません。
以上のこと以外に色々と発表された計画案には問題点や質問があると思います。
GLPに問い合わせたい内容の共有化を行うため、「昭島巨大物流センターを考える会」ではGLP宛の質問を募集中です。
https://showanomori.info/opinion/
また、「市長への手紙」で昭島市長に問い合わせましょう。
https://www.city.akishima.lg.jp/form/002/001.html
またGLPプロジェクトへの反対の意思を伝えるために「昭島巨大物流センターを考える会」では署名活動を行っています。ネット署名も始めましたので是非署名にご協力ください。
https://showanomori.info/2023/08/14/%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e7%bd%b2%e5%90%8d/
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